「対象者をケア」
大分大学は二日、二〇〇八年度教員採用試験で点数改ざんにより不正に合格し、採用取り消しとなる対象者の中に大学出身者が含まれているか、調査する意向を明らかにした。
同大学は、元県教委ナンバー2で教育福祉科学部の男性教授が受験した教え子のリストを県教委に郵送し、富松哲博教育審議監(60)に電話をしていた問題について、調査委員会で調べていた。
調査委の前田明委員長(総務担当理事)は、同大学出身者の追跡調査はしないというこれまでの方針から一転し、調査実施を決めた理由について「実態を把握することに加え、採用取り消し者の中に出身者がいれば、ケアをする必要がある」と説明している。九月中に報告書をまとめる。
教授が担当する「教員採用対策講座」には同年度、十四人の学生が受講し、十一人が採用試験に合格した。教授はリスト郵送の事実を認め、電話した理由を「一次試験の合否を発表後に教えてほしいとのことだった」としている。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()