ごみ集積所をパトロールする杵築市職員
杵築市内で七月上旬から、ごみ集積所のアルミ缶が持ち去られる”事件”が続発している。市生活環境課は、アルミの買い取り価格が上昇したためではないかと見ており、年度内にも取り締まる根拠となる条例を制定したい考え。
同課によると、資源ごみは市内を十四ブロックに分けて月に二回ずつ収集している。アルミ缶はこれまで一ブロック一回当たりの収集で平均約四十袋(一袋四十五リットル)の量があった。
回収したアルミ缶は、リサイクル業者に売り渡している。その額は年間四百―五百万円にもなる。同市の資源ごみ収集費用は年間九百万円余りだが、半額近くが市の収入として戻ってくる計算。
ところが、七月以降は激減していて一袋しかない日もある。収集業者からは「抜き取られた形跡がある」との報告が寄せられた。
同課は、抜き取りを防ぐためパトロールを実施。アルミ缶を持ち去ろうとしていた男を見つけて注意した。
一方、市民には、委託業者以外の者が持ち出さないよう、「日時を守ってごみを出してほしい」と呼び掛けている。各集積所には注意を呼び掛けるポスターを掲示するなど、収入源を守ろうと懸命だ。
同課の渡辺次比古課長は「一つ一つのごみ袋が血税であり、市の財産。持ち去られないよう、警察と連携しながらパトロールを継続する。不審な人物や車を見かけたら連絡してほしい」と話している。
連絡は同課(TEL0978・62・3131)へ。
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