「The・おおいた」ブランドおさかなマイスター協会の認定証を持つ同協会事務局長の甲斐亨さん
県内で漁獲される魚介類など水産物の生態から調理法までを熟知している人に「『The・おおいた』ブランドおさかなマイスター」の称号を贈る団体と制度が二十九日、誕生した。
称号を贈るのは、「The・おおいた」ブランドおさかなマイスター協会(会長・山上誠二大分市公設地方卸売市場運営協議会長)。同日午前、大分市豊海の市公設地方卸売市場で発会式があった。
関係者約四十人が出席。同協会の四童子博委員(大分おさかな普及協議会長)が「大分の風土から生まれた新しい事業を定着、発展させていきましょう」とあいさつ。この後、”県産魚”で作った料理のコンテストや試食会があった。
マイスター制度は、大分の魚について豊かな知識・情報を持っている人を養成、認定することで、食育や魚食普及を推進するのが目的。さらに、水産物の地域ブランドを強化し、生産・加工・流通など関係業界の活性化を図る狙いも。
同協会は、同市場運営協議会や水産物の卸売、仲卸、小売などの関係団体の代表ら九人の委員で構成。甲斐享事務局長は「魚の販売担当者の知識が乏しいと、消費者に”おいしい情報”を提供できず、これが魚離れの一因にもなっている」と指摘。生態や旬、調理法などを知り尽くした専門家を育成して、豊かな食文化を消費者に伝えたい」と話す。
養成講習会(四日間)は九月十七日から同卸売市場などで開く。魚の生態、回遊と資源変動、鮮度保持、調理実習―など十科目(十時間)で、栄養士や調理師は実習を免除。受講資格は県内在住者で定員六十人。
講習会修了者を対象に、十月十五日に認定試験(筆記)を実施。百問中七十問以上正解すると合格で、認定証を贈る。
講習会の申し込みは九月十日に締め切る。受講料は二万円。申込先は、同協会(TEL097・533・3369)。
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