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【トリニータ】21000人超 歓喜

[2008年08月29日 10:06]

前半22分、ヘディングでゴールを決め両手を広げて喜ぶ大分・森島=28日、九石ドーム

 大分トリニータはJ1リーグ第23節最終日の28日、大分合同新聞サンクスデーとして大分市の九州石油ドームで京都と対戦した。
 1―0で勝ち、リーグ戦10戦無敗を記録。12勝5分け6敗となり、順位は4位をキープした。
 ドーム内外では、盛りだくさんのイベントが繰り広げられ、2万1000人を超えるサポーターが勝利を祝った。

 【大分1―0京都評】大分が少ないチャンスをものにし、堅い守りで逃げ切った。大分は前半22分、ウェズレイの右からのフリーキックに、走り込んだFW森島が頭で右隅に押し込んで先制。その後は京都が前線の選手を増やし、大分ゴールを再三脅かしたが、GK西川、DF森重らを中心にした守備陣がしのぎ切った。京都の決定力不足にも助けられた。
 試合終了後の花火に、大分サポーターは勝利の余韻に浸った。大分がこの日も持ち前の堅守で、前半の1点を守り切り、勝ち点3を重ねた。
 虎の子の1点はFW森島康仁の頭。FWウェズレイの右フリーキックに合わせた。立ち上がりから京都が主導権を握っていただけに、流れを引き寄せる貴重な先制弾だった。「監督からセットプレーが大事と言われていた。狙っていた」。7月中旬に加入し、九州石油ドームでは初ゴール。「次はサポーター側のゴールに決めたい」とさらなる活躍を誓った。
 スコアは3試合連続の1―0。この日もリーグ1の堅守が光った。京都は途中、FWの人数を増やし、攻勢を強めた。大分守備陣はプレーが中断する度に、何人かが集まり、意思統一を図った。「マークのズレをうまく修正できた」とDF上本大海。
 シャムスカ監督は「相手の前線の選手が盛んにポジションチェンジし、マークが大変だったが、集中力を高く保てた」と評価。京都の加藤久監督は「狙い通り押し込めたが…。勝負強さ、粘り、しつこさなど、大分の守りは素晴らしい」と脱帽するしかなかった。
 九石ドームでの次のリーグ戦は10月18日、第29節のFC東京戦。「それまでの5試合をどう戦うかで、それ以降の目標設定の目安になる」とシャムスカ監督。残り11試合。目標はもちろん「タイトル」だ。
 
最後まで集中
 大分トリニータ・シャムスカ監督の話 グラウンドがぬれて状態が良くなかった。得点はセットプレーやクロスからの攻撃の重要性を説いた結果。守備は最後まで集中力を保っていた。今後の県外開催5試合でいい結果を残せば、タイトル争いも見えてくる。

 
 DF深谷友基(苦しい場面で好守を見せた)「最後まで集中できた。久しぶりに近くで花火が見られてうれしかった」
 DF上本大海(体を張った守りを何度も見せた)「FWも守りを意識した攻撃ができ、キーマンとなる相手選手の動きを止めることができていた」
 MF鈴木慎吾(再三、攻撃にからんだ)「得点につながらなくてもチャンスをつくれた。みんなで勝った充実感がある」
 DF小林宏之(後半、途中出場)「しっかり守って攻める自分たちの形ができた。今は目の前の試合に集中できている」
 MF西山哲平(後半28分から出場)「集中力が切れそうな時間でも、今のチームは粘った攻撃、守備ができる」

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