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玖珠町長選 終盤の情勢

[2008年08月29日 09:46]

 任期満了に伴う玖珠町長選挙は、三十一日の投開票に向けて最終盤の激戦が繰り広げられている。現職で連続四選を目指す小林公明氏(66)、新人で挑戦二度目のミツワ食品取締役会長の後藤威彦氏(64)、新人で特定医療法人徳洲会顧問の梅木恒明氏(74)=いずれも無所属=の三人が争っており、先行する小林、後藤両候補の一進一退の動きに、梅木候補が絡んだ選挙戦の行方は、予断を許さない情勢にある。
 (届け出順)

 小林候補は町内九地区に設けた後援会組織を中心に、四十を超える団体の推薦と革新勢力の支援を受けた布陣。町内全域に組織力を生かして進出し、有権者の多い森、玖珠をはじめ、日出生など周辺部で支持を固めているが、運動の上滑りを厳戒し、終盤を引き締めている。
 後藤候補は後援会が運動の核になり、中学時代の同窓生や町内に多い親せきの人脈を通じ、手堅く支持を拡大。二月から町内を二巡して築いた拠点を足掛かりに、北山田や八幡などで活発な動きを見せ、票田の玖珠、森を周辺部から攻めながら、前回票の上積みを図っている。
 梅木候補は後援会のほか、個人的な人脈などを通じて選挙戦を展開。昨年八月から町内の全域で粘り強く続けてきた、街頭活動の成果に大きな期待をかけ、新しい支持票の掘り起こしに努めている。
 今回の選挙戦では、争点となるものが乏しい中で、町民が関心を持つ総合運動公園の建設事業については、小林候補は「前回の町長選で既に決着済み」としているのに対し、後藤、梅木両候補は共に「建設を中止または阻止」を主張。あらためて有権者の判断に委ねられている。
 各陣営は安全圏内とみられる六千票突入が目標。浮動票が多く、勝敗の行方を左右する票田の森、玖珠地区での支持取り付けに最後のしのぎを削っている。

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