定時制チームとして初めて大会に参加する中津工業定時制チーム。左から中野教諭、リーダーの松井さん、副操縦士の倉島君、メーン操縦士の野中君。バレーボールを積んでいるのが、ロボットの「定時君」
二十九日に大分市で開かれる第十回県高校ロボット競技大会(大分合同新聞共催)に、中津工業定時制チームが参戦する。同大会への定時制の選手参加は初めてで、同校関係者は「全力を尽くす」と張り切っている。
チームは四年生の松井礼(あや)さん(18)をリーダーに、四年生六人、三年生一人、二年生一人の八人態勢。「物づくりは人づくり」を教育の基本とする中野禎(よし)久(ひさ)教諭の「ロボットを作って、競技大会に参加しないか」の呼び掛けに応え、四年生の本年度の課題研究として四月から取り組んだ。
昼は仕事で、夜は勉強とロボット製作という厳しい環境だったが、限られた時間を有効活用。アイデアを出し合い、本年度のテーマに応じたロボットを少しずつ形にした。本番と同じコースで試技を重ね、パーツ強度を高めたり、改修を繰り返して、待望の一号機「定時君」を完成させた。
大会にはチームを代表して、松井さんと、三年生の野中新平君(18)、二年生の倉島勇君(17)で臨む。随所にメンバーの知恵と苦労のあとが残る定時君。本番に向け、操縦訓練を夏休み返上で続けた三人は「上位入賞目指して頑張りたい」と抱負。中野教諭は「限られた時間の中で、本当によく頑張ったと思います」と笑顔で話していた。
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