環境省が本年後から取り組んでいる「里海(さとうみ)創生支援事業」の対象に、中津市の中津干潟が選ばれた。全国四カ所のうちの一つ。国からの助成金(約百五十万円)で、中津市のNPO法人「水辺に遊ぶ会」(足利由紀子理事長)が、県とともに干潟の観察会や清掃に取り組み、住民の「海を大切にする気持ち」を養う活動を進める。
県環境保全課によると、「里海」とは、住民と自然との共生が見られ、多用な魚介類が生息し、漁獲量が豊かな沿岸海域を指す。同会はまず、中津干潟に生息する魚介類の生態などを紹介する「海の環境学習の手引き書」を本年度末までに作り、住民が干潟に親しみを持てる環境づくりをしていくという。
同課は「中津干潟では伝統の笹干見(ささひび)漁が復活し、住民が海と”触れ合う”機会が増えている。さらに興味や関心を深めてもらい、住民と一体となって里海をつくっていきたい」と話した。
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