大分市のベンチャー企業が、多目的トイレの情報を提供するサイトをインターネットに開設した。携帯電話でも見ることができ、GPS(衛星利用測位システム)機能を使えば、近くにある車いすの人用のトイレや、オストメイト(人工肛門(こうもん)、人工ぼうこうの保有者)対応トイレの場所を調べることができる。十月に県内で開かれる全国障害者スポーツ大会には約五千人が来県する見込み。「活用してほしい」と呼び掛けている。
障害のある人が外出するとき、一番不安に感じるのはトイレの有無だという。トイレを理由に外出を嫌がる人もおり、知らない土地ではなおさら、事前のトイレ情報は欠かせない。
サイトは全国版。IT関連企業の「ライフ・エモーション」「Be―project」「ザイナス」=いずれも大分市=の三社が共同開発した。
場所、施設、都道府県ごとに検索でき、地図上にトイレの場所が示される。使用者が、使いやすさ、使いにくさを五つ星で評価でき、赤や黄で色分けしている。閉店時間を過ぎた場合などトイレが使えない状態の時は、トイレマークが灰色に変わる。誰でも自由に情報を更新できる。
現在、全国の五千四百四十カ所、大分では県の協力で千百二十七カ所を掲載している。全国障害者スポーツ大会のコーナーを特別に設け、会場ごとの情報を紹介している。パソコン、携帯電話のほか、カーナビ、ゲーム機などでも見ることができる。
ライフ・エモーションの藤元宏一社長は「便利に利用できるよう工夫したサイト。障害者の外出の手助けができればうれしい」と話している。サイトのアドレスは(http://wc・m47・jp/)
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