商業施設コスモピアを運営していた別府市の第三セクター・別府商業観光開発公社の精算問題で、市は十八日、最終的な負債処理のため、約十三億九千三百九十六万円の負担が発生することを市議会全員協議会で説明した。市は負担額を盛り込んだ補正予算案を九月議会に提案する。
市によると、破たんした公社の負債処理計画の一つに、コスモピアの底地(市有地)を本年度、トキハに売却する契約があり、トキハが支払う十年分の土地賃料・計七億九千万円をその代金に充当するとしていた。
市の土地鑑定評価では、地価暴落により、トキハから受け取った賃料の合計より現在の土地代金の方が安くなった。差額の四億三千百七十二万円がトキハ側の過払いとなり返還の必要が生じた。
公社が借り入れをした三つの金融機関とは、本年度末日に残金を一括返済する契約だった。市が交渉した結果、返済日を九月末日に繰り上げることで合意。返済額は計約九億六千二百二十四万円(一部予算措置済み)となり、半年分の利息約千百八十五万円が軽減された。
公社は一九九八年、約六十六億円の負債を抱えて経営破たん。当時、トキハがコスモピアの建物部分を買い取るなどしたが十四億円の負債が残り、本年度末までの十年間で完済する計画だった。
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