本番に向けて練習を重ねる保存会のメンバー
「ソレ、マッカセ、マッカセ―」。玖珠町の浦河内盆口説保存会(野上真喜会長=顔写真、15人)は浦河内地区盆踊り大会(15日午後7時・大野原グラウンド)に向け、口説きや太鼓の練習を重ねている。
同保存会は一九九〇年八月に、郷土芸能の一つである口説きの伝承者が減少していることから、後継者を育てようと発足した。
もともと、盆口説きは名人の節回しを見聞きして伝えてきたもの。しかし、このままでは途絶えてしまうため、口説きの歌詞と太鼓のリズムを書き起こし教本を作製。毎年夏季に入るとメンバーは教本を開き、繰り返し練習して芸を磨いてきた。
浦河内地区では、地区全体のほかに小集落ごとにも盆踊りを開催。同会はすべてに出向き、盆口説きを一手に引き受ける。レパートリーは「マッカセ」や「ヨイトナ」など七曲。踊り手の盛り上がりを見て、次の曲を決める。メンバーのあうんの呼吸で、切らすことなく曲をつなぐのが、腕の見せどころだという。
地元の子どもが通う北山田小では、運動会で全校児童が盆踊りを踊るようになるなど、伝統芸能が浸透しつつある。
野上会長は「継続することが大切で、何より難しい。多くの人に盆踊りに参加してもらい、口説きに興味を持ってもらいたい」と話した。
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