協定書に調印後、握手する(左から)長吉泉サンヨーフーズ監査役、長谷公治サンヨーフーズグループ会長、広瀬勝貞知事、八坂恭介杵築市長、小春稔杵築市議会議長=大分県庁
果樹や野菜の加工品製造・販売を手掛けるサンヨーフーズグループ(東京都)が、杵築市にユズ栽培農場を建設することになった。五日、同市と進出協定を結んだ。
県庁で調印式があり、同グループの長谷公治会長と八坂恭介杵築市長が協定書を交わした。広瀬勝貞知事、小春稔杵築市議会議長らが立ち会った。
長谷会長は旧大田村(現杵築市)出身で、豊の国かぼす特命大使。「故郷のためになればと思い、進出を決めた。ユズは健康食品として注目され、将来性は明るい。今回初めての原料生産になる」と話した。広瀬知事は「県農業再生のためにも進出に感謝している。新しい風を吹かせてほしい」と期待した。
農場は杵築市内のミカン荒廃園など十ヘクタールを一億円―一億五千万円かけて整備する。地元と農業生産法人を十二月に設立し、初出荷は二〇一二年に約五十トンを予定。十年後には、年間生産量二百五十トン、約一億円の売り上げを見込む。
サンヨーフーズグループは、販売を担当するサンヨーフーズと果樹や野菜の加工品製造、販売をする長野サンヨーフーズの二社。両社の合わせた年間売上高は約二百十億円。
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