由布市の首藤奉文市長は三十日午前の臨時市議会で、県教委汚職事件をめぐり収賄罪で起訴され、二十八日付で市教育長を懲戒免職になった二宮政人被告(61)を市教育委員から罷免する議案を提案。市議会は全会一致で同意した。
首藤市長は提案理由を「市の教育行政に与えた混乱と停滞、信用の失墜は著しい。教育委員にふさわしくない非行があったと判断した」と説明。教育長の後任人事については「現状を立て直し、正常化できる志高い人を選びたい」と述べた。
二宮被告は市内挾間町出身。二〇〇六年十一月、県教委ナンバー2の教育審議監から市教育長に就任した。
起訴状によると、二宮被告は元県教委義務教育課参事の矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で起訴=の長女(23)=二十三日付で教員を退職=の受験に関する便宜の見返りとして、矢野被告から計百万円分の商品券を受け取ったとされる。
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