作品「プリン戦争」の主人公を描いたイラストを持つ貴嶋あずささん
全国からショートストーリー漫画を募った「第二十回黒潮マンガ大賞」(高知新聞主催)で、別府市朝見の臨時職員、貴嶋(きしま)あずささん(24)が入選した。県内からの入選は第九回以来、二人目。初めての応募だけに「選ばれるとは思ってもみなかった」と喜んでいる。
黒潮マンガ大賞はプロの漫画家として活躍できる才能を発掘しようと開かれ、受賞者の中にはプロデビューを果たした人もいる。
今回は全国から過去最高となる二百三十点の応募があり、十九日、大賞、準大賞各一点と入選五点が決まった。
貴嶋さんの作品は「プリン戦争」(全十二ページ)。小学生の康平が給食のプリンを友達と取り合うストーリーで、純愛をテーマに描いた。身近な題材で物語が面白かったことと、オリジナリティーのある絵柄が評価された。
小学生のころ、二歳年上の兄の影響で漫画を描き始めた。得意とするのは、日常に起こり得るような、ほのぼのとしていて心温まるストーリー。「何げないことから作品へのヒントを得ることが多い」という。
将来の夢はプロの漫画家。「子どもから大人まで楽しめるマンガが描きたい」と夢を膨らませる。
貴嶋さんの作品は八月二日から高知市で始まる「まんが甲子園」の会場で展示される。
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