県は二十八日、看護師免許書き換えの申請書類一人分を紛失したと発表した。免許事務に関する重要な公文書でありながら、関係部署間で発送・受領確認が行われていなかった。
看護師免許は結婚などで名字が変わる場合などに書き換えが必要。書類は在住地の保健所に提出後、県医務課の事務処理を経て厚生労働省に送付する。
同課によると、別府市在住の女性が今年二月、県東部保健所(当時は別府県民保健福祉センター)に免許書き換えの申請書と看護師免許証、戸籍抄本を提出。今月二十三日、同保健所が「同時期に手続きした看護師免許証(十三人分)は届いたが、女性の免許証がない」と医務課に問い合わせて判明した。
同保健所に書類の写し(コピー)が残っていたが、医務課は事務処理していない。書類はまだ見つかっておらず、二十五日に女性に経緯を説明して謝罪。写しを基に変更手続きをしている。
各保健所は県庁に届ける書類を数日分まとめて保管。県庁に出張する職員が持参して担当課に届けている。発送・受領の確認簿は双方が作っていなかった。同課は「取り扱いの重要性について認識が不十分だった」としている。
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