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二宮被告を懲戒免 「責任は重い」

[2008年07月29日 09:39]

二宮被告を懲戒免職処分とすることを決めた由布市教育委員会=28日午後4時すぎ、由布市湯布院コミュニティーセンター

 由布市教委は二十八日、定例教育委員会を開き、県教委汚職事件をめぐり収賄罪で起訴された市教育長の二宮政人被告(61)を同日付で懲戒免職にした。一連の汚職事件で懲戒免職となったのは県教委も含めて四人目。

 教育委員で互選した教育長の職を解く処分。市は二宮被告を教育委員からも罷免するため、三十日に開く臨時市議会に罷免同意案を提案する。
 市教委は二宮被告の処分について市職員分限懲戒処分審査委員会に諮問。この日の教育委員会で、出席した教育委員四人の全会一致で処分を決定した。教育長の職務代理は高田英二教育次長が務める。
 二宮勝利教育委員長は「教育の根幹に対する信頼を損ねた被告の責任は重い。児童、生徒、保護者、市民の皆さんに心からおわび申し上げる。市教委、学校現場が一丸となり、信頼回復に努めていく」と述べた。
 起訴状によると、二宮被告は二〇〇七年度教員採用試験をめぐり、元県教委義務教育課参事の矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で起訴=の長女(23)=二十三日付で退職=の受験に関する便宜の見返りとして、矢野被告から百万円分の商品券を受け取ったとされる。
 二宮被告は二〇〇六年十一月、県教委ナンバー2の参事兼教育審議監から市教育長に就任した。
 同市は三役のうち副市長(交通事故死)、教育長が空席という”異常事態”となった。

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