河川プールで泳ぎを満喫する小学生たち。自然に囲まれて、楽しい夏休みの一日となった=由布市
由布市挾間町の時松地区(梶原義隆区長)は、都市部との交流を促進して地域活性化につなげようと、地区内を流れる荒井川に河川プールを設けた。二十三日には大分市内の小学生を招いて”泳ぎ初め”を行った。児童は豊かな自然の中で昆虫採集も体験し、楽しい夏休みを過ごした。
時松地区は挾間町西部の山あいにあり、数年前から独自に都市部との交流事業に力を入れている。昨年度からは同市の「地域の底力再生事業」を活用し、地域の魅力や問題点を見つめ、振興策を考える取り組みを進めている。
河川プールの設置は同事業の一環で、都市部の子どもたちに自然体験を通して田舎の雰囲気を満喫してもらうのが目的。荒井川をせき止めて、幅十五メートル、長さ四十メートル、深さ一・三メートル(最深部)の”プール”をつくった。流れは緩やかで、県薬剤師会の水質検査もクリアした。
泳ぎ初めには、大分市の「上野愛光学童の会」の小学生二十二人が参加。子どもたちは岩場から飛び込んだり、水を掛け合ったりして大きな歓声を上げた。
たっぷり泳いだ後は、地元住民が用意した竹の皮に包んだおにぎりや、だんご汁で腹ごしらえ。住民の案内で周辺の山で昆虫採集もし、カブトムシやクワガタムシを捕まえて大はしゃぎ。真っ黒に日焼けして田舎の夏休みを楽しんだ。
梶原区長は「河川プールで目いっぱい泳ぎ、自然に囲まれた時松地区の田舎の素晴らしさに触れ、夏休みの思い出をつくってほしい」と話している。
河川プールは無料で開放しているが、中学生以下が利用する場合は保護者の監視が必要。
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