大分のニュース

ヤマ場のWTO交渉 不安募らす農業者

[2008年07月29日 08:55]

 ヤマ場を迎えているWTO農業交渉で、日本に厳しい調停案が示されている。「農産物の輸入がさらに拡大すれば、担い手不足や農地の荒廃が一層深刻化する」。二十八日午後、交渉の成り行きを見守るJA大分中央会など県内の農業関係者は、先行きへの不安を募らせていた。

 宇佐市でコメ、麦、大豆などを栽培する橋津営農組合「よりもの郷」。本多通孝組合長(70)は「安い輸入農産物がさらに入ってくれば、消費者もそれに流されるかもしれない」と大幅な内外価格差を心配する。
 カロリーベースで39%しかない国内食料自給率の一層の低下も懸念する。「コスト削減も限界。農業の問題は命にかかわるのに外国に手綱を握られていいのか。消費者も考えてほしい」と訴える。
 広瀬暢洋JA大分中央会長は「(調停案を)受け入れるとすれば、憤りを感じる。安い海外の農産物が押し寄せれば、農家の生活は危機的な状況になる可能性がある」と話している。
 県は「競争力を付けるために、集落営農を進めるなど経営体力の強化に取り組んできた。WTOについては最終的に指定品目が決まるまで見守りたい」と話した。

県内過去のニュース

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA