県の二〇〇八年度小学校教員採用試験で、受験者十四人分の一覧表を県教委に郵送した教授が在籍する大分大学教育福祉科学部は、現役合格者がここ三年で急増。二〇〇四年度は四人だった合格者が〇五年度以降は三倍以上で推移している。
同学部の現役合格者は〇五年度十二人、〇六年度二十人、〇七年度は十九人。県教委に一覧表を送った教授が二年前に始めた自主勉強会に参加した学生は、〇六年度が十人中八人、〇七年度は十四人中十一人が”狭き門”となっている大分の採用試験に合格した。本年度の勉強会には十九人が参加しているという。
同大学は現役合格者が増えた理由を、「採用試験対策を強化した結果」とする。三年次の十月からは「教員採用対応特別講座」を実施し、小論文の書き方や模擬授業指導などに力を入れる。特に自主勉強会の参加者は試験直前まで”猛特訓”を受けるという。
講座を指導する別の教授(就職進路委員長)は「大学自体が危機感を持って取り組んだ結果。大分の採用試験だけでなく、大分県以外の採用試験合格者も増えている」と説明する。
「公正な仕組み要求を」共産党が佐伯市教委に申し入れ
共産党県南部地区委員会(高司政文委員長)は二十四日、佐伯市教委に「県教委に対して、汚職事件の徹底した究明を働き掛けるとともに、教員採用で恣意(しい)的な操作ができないよう、民主的で公正な採用システムを求めること」などを申し入れた。
高司委員長が武田隆博教育長に、申し入れ書を読み上げて手渡した。
武田教育長は「市教委が対応できる部分はできるだけ対応していきたい」などと答えた。
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