大分のニュース

自宅で転倒…高齢者救助に“台帳”活用

[2008年07月25日 09:56]

「まだまだ工夫が必要」と台帳を手に話す井上会長(左)と黒川さん

 地震や水害など、災害時に備えた要支援者台帳整備を進めている中津市で今月上旬、けがで動けなくなった高齢者救助に”台帳”が活用された。実践から改良点も見つかり、関係者は「今後の整備に役立てられれば」と話している。

 市内今津校区のケースで、一人暮らしの八十代女性が自宅で転倒して身動きできなくなった。同校区の民生児童委員・黒川年子さんが異変に気付き、井上玲吉・同校区民生児童委員協議会長らに連絡。警察、消防ら関係者の連携で、転倒から約十八時間後に女性は無事に救出された。
 救出作業を間接的に支えたのが台帳。女性宅は戸締まりされ、当初は屋内の様子がさっぱり分からなかった。そこで台帳を使って女性の親族や、かかりつけの医者らに連絡を取り続けたという。
 「今回は戸口をたたいた拍子にたまたま鍵が開き、中の様子を知ることができたが、普通はスペアキーを持つ親族や友人の到着を待たなければならない。台帳をうまく使えた例だと思う」と井上会長。その上で「固定電話では連絡がつかない時もある。台帳に記す緊急連絡先を携帯電話にするなどの工夫が必要」と語った。
 中津市社会福祉協議会によると、市内の要支援者数は現在約九千件(人)に上る。同協議会では「台帳整備を続けるとともに、一般市民への理解や、台帳活用方法などの浸透を図りたい」と話している。

県内過去のニュース

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA