製作した車両と出場メンバー
大分工業高校定時制(巨山宣幸校長)の「エコラン部」(首藤章宏部長・六人)は、二十六日から二日間、熊本県大津町で開かれる第二十四回「ホンダエコノパワー燃費競技九州大会」に出場する。
同大会は、4ストロークエンジンを使って車を作り、一リットルのガソリンで走行距離を競う。十七年前に同校定時制チームが出場して優勝した。
このとき指導したのが同校の須崎哲郎教諭(53)。今春、生徒に「大会に挑戦してみないか」と呼び掛けたところ、機械科の四年生四人と電気科の三年生二人が手を挙げ、「エコラン部」を結成した。
五月上旬から車両の製作に着手。部員は日中、仕事をしているため、作業は毎週一回、火曜日の夜に行った。同校の実習棟に集合し、午後七時半から約二時間。夏休みに入ってからは連日、製作に取り組み、午後十一時まで続けたことも。
車体の大きさは、全長三メートル、幅六十五センチ、高さ五十センチ。重さは三十四キロ。少ないエネルギーで遠くまで走れるよう、アルミや木材などを使って軽量化に努めた。
エンジン(四二cc)はバイク用。ガソリンを無駄なく燃やせるよう、全員でアイデアを出し合って改造した。
首藤部長(20)は「出場することに意義がある。全員がそろって何かをするということはめったにないので、大会を楽しんできたい。目標は一リットルで千キロ以上走ること」。須崎教諭は「一つのものを協力して作り、さらに大会で同じ目標に向かって頑張ることで、日ごろの生活では得られない経験と自信が身に付くだろう」と期待している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()