大分県教委汚職事件に絡み、二〇〇八年度の小学校教員採用試験で、大分市教委部長の口利きに、大分合同新聞社事業局の幹部社員がかかわっていたことが二十二日、大分合同新聞社の調査で分かりました。報道に携わる新聞社として、幹部社員が口利きにかかわった事実を重く受け止め、さらに詳しい調査を進めています。
本社の調査によると、社員は二〇〇八年度の採用試験が行われる前年の二〇〇六年、パーティーで隣り合わせた市教委部長と雑談。社員の子が教員採用試験を受験していると話したところ、「ぜひ頑張ってください。一次を通ったら声を掛けてくださいよ」と言われた。翌年の試験で、一次試験に合格したあと、市教委部長を訪ね、「よろしくお願いします」と頼みました。社員の子は合格しています。
これまでの関係者の話では、市教委幹部が県教委幹部に口利きをしたことが明らかになっています。県警が押収した採用試験の資料では、社員の子の得点が加点されたとされています。社員は合格発表後の年末に、約五千円相当のお歳暮を市教委部長に贈っています。
大分合同新聞社は詳しい社内調査を行っています。関係社員の処分を含め、調査の結果は二十三日朝刊で伝えます。
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