学生らが考えた3種類の食育教材(左から)渕さん、松崎さん、立松准教授
別府大学短期大学部食物栄養科の自主研究会(十二人)が、郷土料理をヒントにしたおやつのレシピ集と、食育指導のための教材を作った。立松洋子准教授は「学生のアイデアが満載。幼稚園や福祉施設、家庭などでぜひ活用して」と呼び掛けている。
レシピ集「食べちょくれ~郷土料理にしたい野菜のおやつ」(六百円)は、昨年度の二年生が作成。「子どもや保護者にとって郷土料理はなじみが薄い」という同科の調査結果を受け、伝統を守ろうと考案した。
県北地域の郷土料理「物相(もっそう)ずし」のように均等に切って食べる「物相スイートポテト」、県特産のシイタケを使った「きのこのトリュフチョコレート」などのオリジナルメニュー二十五品が並ぶ。
「地産地消」につながる野菜を使い、ホットケーキミックスなどで気軽に作れるよう工夫。幼児向けに栄養バランスやカロリー、ネーミングにこだわり、食材などの豆知識も紹介している。
主食、主菜、副菜などとカードを選んで献立を考える「選んで食べて健康」(三千五百円)は、栄養のバランスを学ぶ教材。「持ち運びやすい布で作り、幼児や高齢者など指導対象に合わせてカードを入れ替えられるようにした」と発案した松崎奈々さん(19)=二年。
布などで手作りした「おむすび・のり巻きセット」(二千円)は渕加奈恵さん(20)=同=のアイデア。「正しい作り方を知らない人が意外と多い」という、巻きずしの巻き方やおにぎりの結び方を楽しみながら学べる。
いずれも幼稚園などで食育を指導した経験を生かし、学生が試行錯誤しながら作ったという。各教材は同科(TEL0977・66・9655)で販売している。
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