小学校教員採用試験をめぐる汚職事件で、試験データの改ざんを繰り返した元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕=が「点数の不正操作は以前からあったが、今回の手法は自分で考えた」と話していることが十七日、関係者の話で分かった。
関係者によると、江藤容疑者は二〇〇七、〇八年度の試験で全合格者(八十二人)のうち、わいろを受け取って合格を依頼された受験者を含む約半数の受験者のデータを改ざんし、不正に合格させた疑いが持たれている。
改ざんの手法は一次、二次の試験データを加点し、口利きの依頼があった受験者を合格させる一方、平均点が上がりすぎないよう、依頼のなかった受験者の一部を減点するなどしていたとみられる。
江藤容疑者は「上司の指示に従うため、改ざんをした」としており、特に〇七年度は、県教委の元教育審議監二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=と、現教育審議監(60)の二つのルートから不正を指示され「口利き依頼の人数が多く、作業が錯綜(さくそう)した」と話しているという。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()