国民健康保険中央会は八日、自営業者らを対象にした国民健康保険(市町村国保)の二〇〇七年度医療費速報を発表した。それによると、国保全体の医療費は前年度比3・7%増の十九兆四百九十七億円で、一人当たり四十万三千三百七十九円と、初めて四十万円を超えた。
都道府県別にみると、一人当たり医療費は最高の高知県(五十一万五千九百二十六円)が最低の千葉県(三十二万八千二十五円)の約一・六倍に当たるなど、地域差が大きい。大分県は四十九万九千五十五円で〇六年度と同じ六位だった。
〇六年度の医療費伸び率は、公定価格である診療報酬がマイナスに改定されたため0・5%にとどまったが、〇七年度は医療制度改革や診療報酬改定がなく、高齢化や医療技術の進歩など高度化の影響をそのまま反映した格好だ。
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