佐伯市の川元雄三さんが撮影したニホンカモシカ=6月30日午前8時半ごろ、佐伯市宇目西山の雑木林
佐伯市向島の会社員川元雄三さん(43)が同市宇目西山の雑木林で、ニホンカモシカとみられる動物に出合った。五十メートルほど離れた場所にいて、目が合った。その姿を、たまたま仕事用に持っていたカメラで撮影した。
六月三十日午前八時半ごろ、林道を整備するための調査で雑木林に入り”遭遇”した。「ヤギぐらいの大きさに見えた。シカとも違うのでニホンカモシカではないかと思った」という。
慌てて持っていたデジタルカメラのシャッターを切った。フラッシュが光ったのに驚いたのか、あっという間に走り去り、一枚しか撮影できなかった。
ニホンカモシカは国の特別天然記念物で、祖母・傾山系など大分、熊本、宮崎三県の九州山地に生息する。川元さんが撮った写真を見た市文化財調査委員の真柴茂彦さんは「首回りの特徴などからニホンカモシカでしょう。もうちょっと鮮明なら雄、雌の区別もつくのだが。(生息数は)減っているが、最近、山頂付近ではなく下の方で出合ったという話をよく聞く。しかし、写真まで撮る機会はなかなかない。貴重な写真」と話している。
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