児童と一緒に給食を食べて交流する片岡護シェフ=25日・川登小学校
一流料理人が学校給食を調理する「超人シェフのスーパー給食」が二十五日、臼杵市野津町であった。イタリア料理店「アルポルト」(東京都西麻布)の片岡護シェフ(59)が、川登小学校で調理した給食を児童と一緒に食べた。
日本を代表する料理人らで組織する「超人シェフ倶楽部(くらぶ)」(東京都)の主催。子どもたちの食事への関心を高め、好き嫌いをなくすきっかけをつくることなどが目的。
この日のメニューは野菜煮込み「カポナータ」と「キャベツとイカのニラ入りサラダ」、ごはん、牛乳。片岡シェフらがタマネギやパプリカ、シイタケ、ナスなど地元産の野菜を使って野津学校給食センターで調理。町内計十三の中学校、小学校、幼稚園に配送された。
片岡シェフは川登小を訪れ、給食を食べて交流。ピーマンやタマネギなど児童が苦手とする食材も入っていたが、ほとんどの児童が食べ上げた。
交流会では、児童が料理の感想を発表。大嶋沙季さん(五年)は「嫌いなナスやピーマンも一気に食べられておいしかった。自信が付いた」と満足げ。ほかの児童も「なぜおいしい料理が作れるのですか」などと質問し、片岡シェフが一つ一つ丁寧に答えた。
最後に平岡つぐみさん(六年)が「初めて食べる料理なので楽しみにしていました。これからもたくさんの人に笑顔とおいしい味を届けてください」とお礼を述べた。
片岡シェフは「料理の仕方で嫌いな野菜が突然好きになる。子どもがおいしいと言って食べてくれ、こんなに楽しいとは思わなかった」と話した。
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