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今年の梅雨 短時間に大量降雨 平年比2倍

[2008年06月25日 13:40]

傘をさして歩く人たち=25日午前、大分市中心部

 九州北部が梅雨入りして二十五日で十五日目。梅雨に雨が降るのは当たり前だが、今年は平年に比べて、二倍を超える雨が降っており、降水量の多い梅雨となっている。

 大分地方気象台によると、今月五日から二十四日まで二十日間の降水量は▽日田市椿ケ鼻 七五一・五ミリ▽竹田 五〇七ミリ▽玖珠 四八一・五ミリ▽由布市湯布院 四八〇・五ミリ▽大分 三四三ミリ―と各地とも平年の二倍前後。竹田は二・四倍になっている。
 梅雨と言えば、始めは長雨が降り続き、後半から終わりにかけてまとまった雨が降る―という印象が強いが、「今年は梅雨前線が九州付近に停滞し、大気の状態が不安定なため、短時間に大量の雨を降らせている」と同気象台。
 特に大雨・洪水警報や注意報を出すときの目安となる土壌雨量指数は、一度水を含むと下がりにくい。今までの雨で地盤が緩んでおり、今後、少量の雨でも土砂災害になりやすいので、注意が必要という。
 雨が多いため、日照時間も平年の三分の一程度と少なくなっている。このまま雨や曇りが続くと、心配されるのが農作物への影響。県研究普及課は「この後一週間程度、雨が続けば、実のつき具合など農作物の生育に影響が出てくる」と話す。
 二十五日の夜から二十六日の朝にかけてまとまった雨が降る見込み。台風6号の進路によっては、週末にかけて大雨も予想される。
 平年の梅雨明けは、七月十八日。まだしばらくは梅雨空と付き合うことになりそう。

 土壌雨量指数
 雨が土壌中にどれくらいたまっているか表す指数。これまでの「24時間雨量」に代わって、川の流域で降った雨が、川に流れ込んだ量を示す「流域雨量指数」とともに、大雨・洪水警報や注意報の指標として、5月28日から新たに導入された。

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