両親を殺害され、遺族が受けた犯罪の二次被害などについて語る青木聡子さん=日田署
大分被害者支援センターは二十一日、犯罪被害者支援講演会を日田署で開催。東海地方の犯罪被害者自助グループ「緒(お)あしす」代表を務める青木聡子さんが犯罪に巻き込まれた遺族の心情を語り、被害者側への支援を求めた。
日田市民ら約百二十人が参加。青木さんは、名古屋市内に住んでいた両親を覚せい剤使用の男に殺された経験をきっかけに、二〇〇〇年に自助グループを設立した。
当時、遺族として受けたさまざまな心の傷を「二次被害」として紹介。「警察に何度も事情を聴かれることで、遺族は自分に落ち度があったから事件が起きたと自責の念に駆られるようになる」「新聞に詳しい住所や地図が載り『さらし者だ』と思った。わたしも知らない両親の顔写真が載りショックだった。報道の在り方を検討してほしい」「被害者の人権を、国に守られている加害者の人権と同等にしてほしい」「裁判が終わると社会は事件にピリオドを打つ。被害者側は自らスタートラインをつくらないといけない」などと述べた。
さらに「地域で防犯活動が盛んになったが、もう一歩踏み込んで地域で被害者を支え合うことができないか」と訴えた。
続いて、金子進之助同センター理事長が「被害者支援の現状とこれから」と題して講演をした。
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