
右【やはた自然探検隊】大分市の祓川で手作りの釣りざおを使って魚釣りに挑戦する子ども=2006年7月。左【桂川を未来へつなぐ会】地元の幼稚園児を招いて実施した稚魚放流=4月。
環境省の「水・土壌環境保全活動功労者」に、県内から大分市の「やはた自然探検隊」と豊後高田市の「桂川を未来へつなぐ会」が選ばれた。河川などの水質浄化や水生生物調査などを通して、水や土壌環境の保全に功績があった団体、個人が対象で、本年度は全国で二十八団体・個人が表彰された。
≪やはた自然探検隊(大分市)≫
「水辺マップ」全国優秀賞に
二〇〇三年、八幡地区を流れる祓(はらい)川流域の小中学生、保護者らで設立し、動植物や昆虫の観察会、清掃活動を実施。〇六年には、川の日(七月七日)制定十周年を記念した「ぼくらの水辺再発見マップ」(全国地方紙連合会、大分合同新聞社など主催)作りで全国優秀賞に選ばれた。
現在は、地元の八幡小児童ら約三十人が月一回の活動を続ける。探検隊世話人の葛西満里子さん(60)は「子どもが古里の川、自然を見直すきっかけになった。これからも楽しみながら続けていきたい」と話している。
≪桂川を未来へつなぐ会(豊後高田市)≫
漁協や住民と清掃、稚魚放流
豊後高田市の桂川を後世に美しい姿で残そうと、二〇〇五年二月に発足。現在は八人の世話人を中心に、桂川漁協や住民と協力してさまざまな活動に取り組んでいる。
「水質」「景観」「親水」をキーワードに、河川敷の清掃や除草活動を定期的に実施するほか、水生生物の調査や稚魚の放流、親子釣り大会などを開催。「表彰されたのは協力してくれる皆さんのおかげ」と綾部邦彦代表(68)。「多くの市民に関心を持ってもらい、桂川を大切にしていきたい。子どもたちが川を愛するような活動を続けたい」
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