採血器具の使い回しについて会見する芦刈幸雄市長(右端)=19日、豊後大野市役所
豊後大野市は十九日午前、記者会見を開き、同市緒方町の「緒方すこやかセンター」で二〇〇四年度から〇七年度にかけて開催された「糖尿病教室」の際に、複数人への使用が禁止されている採血器具を計二十人に対し、使い回していたことを発表した。
市は対象者を個別に訪問し、謝罪と健康状態の聞き取りを実施。公立おがた総合病院で、肝炎検査を受診するよう依頼している。
市によると、問題になっているのは血糖値測定に使用する器具二本。個人使用に限られているが、針の部分を交換し、キャップをアルコール綿で消毒しながら複数回、使っていたという。
二〇〇四年度、旧緒方町時代に「糖尿病教室」を始め、〇五―〇七年度の間は自主的な健康づくり組織が引き継いで実施。検査は年一回で、いずれも、市の保健師が器具を取り扱った。二十人の使用者のうち、多い人で四回、検査を受けている。
市は六月五日に、県から実態調査を求める通達を受け、市内の状況を確認をしていた。
芦刈幸雄市長は「現在、体調不良を訴えている人はいないが、医師と相談し誠心誠意、対応したい。危機管理を徹底して再発防止に努めたい」と述べた。
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