後藤国利市長(左端)と保護者らが率直に意見交換=臼杵市中央公民館
県教委の後期高校再編整備計画案に関連し、後藤国利臼杵市長と市PTA連合会の評議員が二十九日夜、市中央公民館で市内高校の今後の在り方について意見交換した。
市は計画の中間まとめ発表を受け、市内にもう一校高校を存置できるよう市立高校の設立も視野に入れながら検討を続けている。保護者の率直な意見を聞いて今後の取り組み内容を決めようと開いた。
市内小中学校のPTA会長と校長ら約五十人と、後藤市長ら市三役が出席。後藤市長が「地域に誇りが持てる子どもを育てるのが大切。皆さんの率直な悩みや考え方を教えてもらいたい」とあいさつ。市の担当者が今後の生徒数の推移や市内生徒の進学先の状況などについて説明した。
保護者からは「野津から津久見に通うのは厳しい。進学校の普通科に入学できない子はどこに行けばいいのか」「地域柄高校の選択肢が少ない。なくなるかもしれない高校に進学させるのは不安」「子どもにずっと臼杵に残れとは言いづらい。子どもが希望を持って入学し、卒業できる高校がほしい」などの率直な意見が出された。
臼杵→津久見への通学 県教委「遠距離でない」
後期高校再編(二〇一〇年―一四年度)に伴い県教委が四月に発表した「中間まとめ」について、教育関係者や保護者らが協議する地域別高校再編懇話会(臼津地域)が三十日、臼杵市中央公民館であった。
中間まとめでは、同地域は▽野津を廃止し、大分南高校に福祉系学科を設置▽臼杵商業、海洋科学、津久見を統合する―との整備計画案になっている。
約三十人が出席。臼杵市内の出席者からは「再編後、市内の高校に通えなくなる子どもたちが出てくる」「津久見まで通学するのは負担が大きい」などとして臼杵市内にもう一校高校を残すよう求めた。津久見市内の出席者からは「統合して津久見にできる新設校の学科は子どものニーズに合っているのか」などの意見が出された。
県教委は「臼杵から津久見に通うのは遠距離通学とは考えていない。新設校は学科の枠を超えて課目を履修できる総合選択制になる」と説明した。
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