初練習に懸命に取り組む部員
中津市耶馬渓町の耶馬渓ダム湖を利用した市営水上スポーツ施設「耶馬渓アクアパーク」近くの耶馬渓中学校(中島大八郎校長、百四十四人)に、水上スキー部が発足。二十八日、部員たちが初練習に臨んだ。中体連には属さない“同好会”としての出発。部活動としては全国で初めてという。
水上スキーやウエークボードができる同施設のオープンは、旧耶馬渓町時代の一九九四年。以来全国有数の“ゲレンデ”として人気があり、福岡県や関東の大学の体育会水上スキー部なども利用。おおいた国体デモンストレーションスポーツ行事、ウエークボードの会場にもなっている。
地元ではこれまで、夏休みに実施する“スキー教室”などで個人的に利用する子どももおり、スポーツとしての認知度は高め。昨年、同中学校で実施したアンケートでも体験希望者は全校の六割。県水上スキー連盟や市関係者らの「地域で選手の育成ができれば」との思いもあり実現した。
部員は一、二年生十六人。ほとんどが野球やサッカー、吹奏楽などと兼部しており、週末の週一回程度練習していく。指導者は、同施設のインストラクター(市職員)。まずは国体のウエークボードジュニア部門の出場を目標にするという。
この日はあいにくの雨模様にもかかわらず、元気よく初練習。県水上スキー連盟の佐藤政秀会長が「将来のチャンピオンがでるようみんな頑張って」と激励。ウエットスーツに身を包んだ部員は、立ち上がり方や体勢のレクチャーを受けた後、早速ボートに乗り込み湖面へ。初滑走ながら練習用バーですぐに立ち上がり三分間滑った中美春さん(二年)は「楽しく滑れた。もっと練習してうまくなりたい」とにっこり。キャプテンの北崎宏輔君(二年)も「(国体で)少しでもいい成績を残せるようこれからみんなで頑張りたい」と張り切っていた。
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