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臼杵祇園を後世に 保存会が発足

[2008年05月30日 10:37]

感謝状を受け取る玉井重美さん(右から2人目)、笹木止さん(同3人目)、平川常雄さん(左端)。

 臼杵祇園まつり保存会の設立総会と祝賀会が二十六日夜、臼杵市内で開かれた。三月、県指定文化財に新規指定されたことを契機に、伝統のまつりを長く継承していこうと設立された。

 臼杵祇園まつりは中津祇園(県指定)、日田祇園(国指定)と並ぶ県内の三大祇園まつりの一つ。臼杵四代藩主稲葉信道が一六四二(寛永十九)年に始めたとされている。
 まつりでは八坂神社と御旅所の間を、みこしや山車などが行列をつくって練り歩く。みこしを先導するおやり振りでは、やりの持ち方や足運びなど江戸時代から伝わる所作の継承に努めるなどしており、江戸時代の行列の形を今も踏襲している。
 保存会は祇園囃子(ばやし)やみこし、おやり振りなどの関係者らで組織。設立総会には約五十人が出席。県指定になった経緯の説明の後、会長の橋本敬八坂神社宮司が「心の輪がつながって、過去から現在、現在から未来へとまつりをつなげていきたい」、名誉会長の後藤国利市長が「市民が市民のためにまつりをするのが大事。絶えることのないよう後世に伝えてほしい」とあいさつした。
 会則や役員、事業計画を決めた後、祝賀会。六十年以上、行列に参加してきたとして、玉井重美さん(81)=吉小野、笹木止さん(70)=中臼杵、平川常雄さん(78)=風成=に橋本会長が感謝状を贈呈。玉井さんが「毎年続けてこれたのは皆さんの支援のたまもの。これからも生涯現役をモットーに頑張りたい」と述べた。
 ことしの祇園まつりは七月十三日に「渡御(おわたり)」、十九日に「還御(おかえり)」がある。

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