シールを張ったり、つるを切ったりと出荷前の作業を進めた=29日、日田市のJA大分ひた選果場
県内最大のスイカの産地日田市で二十九日、ハウススイカの出荷が始まった。この日は二軒の生産農家が「貴(たか)ひかり」を計六百玉持ち込んだ。
同市山田原のJA大分ひた選果場であった目ならし会には関係者ら約三十人が参加。スイカは大きさ別に五段階に分けた後、集まった関係者が果実をたたいて空洞の有無などをチェック。「秀」「優」「良」を決めた。
ことしは一月中旬からの育苗期に好天に恵まれ順調に生育。玉太りが良く糖度も平均して一二・五度程度と高い。大玉になると一三度の物もあるという。六月十日ごろには中型の「貴ひかり」「祭ばやし」、七月上旬には露地物の「縞(しま)無(む)双(そう)」の出荷が始まり、盆すぎの八月二十日ごろまで続く。主な出荷先は大分、別府両市や福岡県。
昨年は長梅雨の影響で実績を落としたが、ことしは例年並みの一億七千万円(千六百六十五トン)の販売を見込んでいる。同JA西瓜(すいか)部会(十四人)の平川栄部会長は「玉太り、糖度とも期待できる。安心安全の甘いスイカを作って昨年の分を取り戻せるよう頑張りたい」と話した。
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