「おはよう、今日も頑張ってな」―。別府商業高校は毎週月曜日の朝、保護者らが校門前に立ってあいさつ運動をしている。
昨年九月、二年生の男子生徒が校内で自殺。「子どもたちに明るさを取り戻したい」と、事故の二日後からPTAが始めた活動だ。
「生徒も親も不安を感じている。何とかしないと」と、野田浩司PTA会長が呼び掛けた。寒い日も雨の日も、朝八時から始業チャイムが鳴るまでの二十五分間、保護者五、六人と教職員や生徒会メンバーが登校する生徒に声を掛ける。
活動で遅刻が減少。当初は返事をしなかった生徒もいたが、最近は自らハキハキとあいさつをするようになり、服装もきちんとなったという。「遅刻、欠席が学年でゼロという日もあった。生徒とほかの保護者が顔見知りになることも心強い」と三重野修次校長。
野田会長は「保護者のPTA活動への意識も高まった。子どもたちが元気に頑張るよう今後も活動を続けたい」と話す。
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