「ドキュメンタリー映画が持つ『力強いメッセージ』を多くの人に感じてほしい」と清水聡二委員長
ドキュメンタリー映画を上映する第十一回「ゆふいん文化・記録映画祭」が三十日、由布市湯布院公民館で開幕する。今回は実行委員長に清水聡二さん(46)が就任して初めての映画祭。さらに、短・中編作品を対象に創設した「松川賞」の第一回受賞作が決まるとあって話題は豊富。
清水さんは同町湯平出身で、実行委員を務めてきた。同映画祭の立案者で運営の陣頭指揮を執ってきた中谷健太郎さんが十回を節目に委員長を退き、若手中心の運営組織に移行した。「映画祭を守り育てていきたいという思いから委員長を引き受けた」と清水さん。
今回上映される作品のテーマは、生命の尊さ、歴史の重み、科学の奥深さ―など多彩。「ドキュメンタリー映画は商業映画と違って”敷居が高い”と思われがちだが、身近な問題や疑問を丹念に追った作品が多く、力強いメッセージを持っている。テーマが命、生活、環境に直結しているから、共感を呼ぶものが多く、それが魅力」と話す。
「松川賞」は、同映画祭に長年参加し、昨年亡くなった松川八洲雄監督の偉業をしのんで創設された。応募のあった六十四作品のうち、二次選考を通過した入賞五作品を映画祭で上映し、大賞を選出する。
清水さんは「入賞作品は幅広いジャンルの秀作がそろった。多くの人にドキュメンタリー映画が持つパワーに触れてほしい」と来場を呼び掛けている。
映画祭に関する問い合わせは同事務局(TEL0977・84・4424)。
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