県道川上玖珠線の異常が見つかった個所を慎重に通行する戦車=28日午前10時、玖珠町帆足
地響きを立てて戦車が進む―。玖珠町帆足の県道川上玖珠線で道路舗装面の下に空洞が見つかり、緊急工事が始まるのを前に、陸上自衛隊玖珠駐屯地の戦車部隊が二十八日午前、異例の大移動を始めた。
この日は第八戦車大隊の二十三両が同駐屯地から、日出生台演習場まで移動した。空洞の見つかった個所は応急工事で補強。
自衛隊員、土木関係者が心配そうに見つめる中、重さ約三十八トン、二万一千五百ccの戦車が速度を落とし、慎重に通り抜けた。
三十日には第四戦車大隊の戦車二十四両が移動。補修工事は三十一日から約二カ月間の予定。
県道川上玖珠線は戦車の通行用に使われ、「戦車道」とも呼ばれる。
コンクリート舗装を施しており、アスファルトに比べ、摩耗などの耐性が高い。工事費用や補修費用はすべて国が負担している。
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