芦屋市であったリレー・フォー・ライフで家族と一緒に歩く坂下千瑞子さん(右端)
”がん征圧”への願いを込めて、がん患者や家族、友人、医療関係者、支援者らが交代で二十四時間歩き続けるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ(RFL)」の県内開催を目指す実行委員会が二十八日までに、大分市で発足した。
RFLは一九八五年、米国の医師ががん患者を支援するため二十四時間トラックを走り続け、友人たちの寄付を募ったことから始まった。今では「命のリレー」として全米約五千カ所、世界約二十カ国に広がっている。日本では二〇〇六年、茨城県つくば市で初めて開かれ、昨年は兵庫県芦屋市と東京でもあった。イベントで集まった善意は日本対がん協会に寄付された。
大分開催は今秋を予定しており、血液内科医で自らもがんと闘病中の坂下千瑞子さん(41)=大分市=が中心となって企画。坂下さんは入院中、つくば市であったRFLの模様をたまたまテレビで見て、「がん患者や支援者が一緒になって生きている喜びを表している姿に励まされた」。翌年、抗がん剤治療を続けながら芦屋市であったRFLに実行委員として参加。闘病を支える家族とともに会場を歩いた。
坂下さんは「大分の人たちにも感動を味わってほしい」と友人らに協力を呼び掛け、実行委づくりを進めてきた。メンバーはがん患者、医療関係者ら二十五人。現在、実行委員を募集している。
坂下さんは「RFLは患者さんにとって”来年もここで会おう”と生きる希望になる。不安や孤独を感じながら今を一生懸命に生きている患者さんのために、一緒に希望の光をともしませんか」と呼び掛けている。
問い合わせは日本対がん協会県支部内・RFL大分開催準備室(TEL097・532・2167)へ。
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