“渡りチョウ”として知られるアサギマダラが姫島村で見ごろを迎えている。二十七日には同村北西部の「みつけ海岸」で約二千匹を確認。アサギマダラを守る会の中城(ちゅうじょう)信三郎(しんざぶろう)会長は「今年は例年より数が多く、天気が良ければ六月十日ごろまで見られるのではないか」と話している。
守る会などによると、アサギマダラは春に日本列島を北上、秋に南下する大型のチョウ。平均約千キロを移動するが、最大で二千キロ移動することもある。
主に中国南部や東南アジアに生息。姫島は中継地点とみられており、同海岸のスナビキソウに集まる。過去の観測では同島を中心に北限は福島県、南限は沖縄県の石垣島まで移動したことが確認されている。
姫島への今年の初飛来は今月五日。五匹を確認した。アサギマダラは気温が二〇―二四度が適温とされており、午前七―九時、午後五―六時ごろの時間帯が最も多く舞うという。
多くの写真家が同島を訪れ、アサギマダラの美しく優雅な姿をカメラに収めている。
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