新鮮な野菜を販売する仲間たち=別府市内竈
ハンディのある仲間が集い、働く「NPO法人べっぷ優ゆう」(別府市内竈)が「こども朝市」をスタートさせた。月二回のペースで産地直送の野菜を販売し、介護に関する相談にも応じる。障害者と地域とのかかわりを深め、地域の子どもからお年寄りまでが寄り添える場づくりを目指す。
初めての朝市は二十四日に同施設であり、約二十人のメンバーが参加。日出町南端地区の農家が栽培した新鮮な野菜が並び、近所の人らが訪れた。血圧測定や尿検査などの健康チェック、喫茶コーナーがあり、多くの人がゆっくりと過ごした。
障害者の自立的な社会参加を支援する中で、これまで希薄だった地域とのつながりを深めたいというのが同法人の願い。地域の人が立ち寄りやすいことから、朝市を企画した。将来は集まった人たちが悩みを共有し合える場とし、運営にも参加してもらいたいという。
今年四月に相談支援事業を始めており、会場では社会福祉士が福祉に関する相談に応じる。食育などさまざまなテーマを設定し、「朝市学級」も随時開いていく予定。
「顔見知りになることで、優ゆうの人たちに声を掛けやすくなる。とてもいい機会」と近所の女性(69)。田中康子理事長は「地域が活性化し、福祉力が高まるような活動にしたい」と話す。
六月は十四、二十八の両日いずれも午前九時半から開く。問い合わせはべっぷ優ゆう(TEL0977・27・6333)へ。
べっぷ優ゆう
2000年、別府市大畑の貸家を借りて設立。自立支援法をきっかけに、05年12月にNPO法人の認証を得た。翌年4月に現在の場所に移転し、作業所では現在、10代から60代までの34人がクッキー作りに励んでいる。
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