国東市安岐町の西武蔵出張所で勤務していた四十代の男性臨時職員が、二〇〇六年七月から計十五回にわたって、総額五十万円余の公金を着服していたことが二十二日、分かった。男性は十二日付で依願退職。市は処分や公表をしなかったことについて、「本人が反省し、すぐに全額を返済しているため退職届を受理した。調査がすべて完了して公表するつもりだった」と話している。
男性は一九九五年、旧安岐町役場に嘱託職員として採用され、〇六年度からは臨時職員として同出張所で勤務。税金収納業務などに携わっていた。
市によると、男性は窓口で受け取った国民健康保険税や固定資産税、市民税などを市に入金せず着服し、借金返済に充てていた。発覚した五月七日の段階で、未納分は十七万七千円あったという。
未納分は翌月支払いに来た市民の税金を充てる形で自転車操業的に着服を繰り返していたとみられる。国保税の未納通知を受けた市民が領収書を持参したため市が調査し、発覚した。
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