再編後の新設校の学科の在り方などについて意見を出し合ったPTA関係者ら=20日
後期高校再編(二〇一〇―一四年度)の計画策定に向け県教委が四月末に発表した「中間まとめ」について地元住民が協議する地域別高校再編懇話会が二十日、佐伯市を皮切りに始まった。市内の学校、PTA、経済団体などの代表十人が出席。新設校の学科の在り方などについて意見を出し合った。
少子化に対応するため、総合学科の佐伯豊南(一学年五学級)と実業系の佐伯鶴岡(一学年三学級)を統合し、新設校を佐伯鶴岡の敷地内に設けることが検討素案に盛り込まれた。
「中間まとめ」では、市内に以前からある総合学科や工業系、農業系の各学科のほか福祉系の学科を設置することや、生徒が各自の興味に合わせて他学科の授業も受けることができる総合選択制を導入することを付け加えた。
出席者からは総合学科の取り扱いについて「生徒の多くは進路が明確に定まっておらず、入学後にいろいろな選択肢がある方がいい。現在の志願者も多い」「佐伯豊南の実績が生かせる」など、新設校に学科が残ることを評価する声が上がった。
一方「中学生にとって総合学科は何を学べるのかが分かりにくい。どんな資格が取れるのかなど、入学後の学習内容や進路が生徒や保護者に分かる学科づくりを」と就職力向上のため専門性の高い学科設置を求める声も上がった。
地域別懇話会は三十日まで、残る五地域で開く。
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