
あすから運用が始まるタスポ対応型の自動販売機
五月から県内で成人識別型たばこ自動販売機の運用が始まる。日本たばこ協会などは識別カード「taspo(タスポ)」の作製を呼び掛けているが、県内での普及率は低迷している。自販機を設置する販売店からは「死活問題になるかも」と心配する声が上がっている。
成人識別型自販機は、未成年のたばこ購入防止を目的に、五月から順次、導入され、七月からは全国一斉となる。財務省は運転免許証での識別も認めたが、対応自販機の設置は夏以降になるとみられ、しばらくは、タスポがないと自販機では購入できなくなる。
日本たばこ協会によると、県内の発行枚数は四月十九日現在で、三万七千枚。県内の喫煙者数(約二十三万人)の約16%に当たるという。「喫煙者のうち約四割が頻繁に自販機を利用している。三月から試験導入した鹿児島や宮崎でも開始後に加入者が増えているので、これから広まるのでは」と同協会。
一方、大分市内のたばこ販売店の女性(80)は「加入を勧めても、申込用紙を持ち帰る人は少なく、女性はほとんどいない」。「写真まで撮ってカードを作りたくない」という人もいるという。「自販機で買っていた人がコンビニなどに流れて、売り上げが落ちるのでは」と心配そうに話す。
日本たばこ協会は、五月六日からトキハわさだ店に特設コーナーを設けるなど、加入者対策に力を入れるという。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA