県民に子どものころの体力について自己評価してもらった結果、成人よりも未成人(小学生以上)の方が「自信がない」と感じる傾向が、県教委の調査で分かった。子どものころにスポーツをするための基礎体力づくりにつながる「外遊び」の頻度も未成人の方が少ない。県教委は各小学校に優良事例を紹介しながら、外遊びの必要性を呼び掛けている。
昨年度実施した「県民のスポーツに関する実態調査」の一環。対象は六千人で、50・8%の有効回答を得た。
体力の自己評価で「大いにあった(ある)」と答えたのは成人が33・3%だったのに対し、未成人は12・7%にとどまった。逆に「あまりなかった(ない)」「まったくなかった(ない)」の合計は未成人が36・8%に達した。成人は22・8%。
外遊びについては「よく遊んでいた(いる)」が成人83・4%に対し、未成人は59・3%となっており、近年の子どもほど外遊びの機会が少なくなっていることをうかがわせる結果となった。成人を二十歳代から八十歳代以上の年代別に見ると、三十歳代と五十―七十歳代で全体平均を上回っている。
体育保健課は「外遊びは運動の日常化につながるだけでなく、集団でのルールや人とのかかわり方など身に付ける上でも重要。今の子どもにもいろいろな遊び方を示すことで、外遊びの意欲を引き出したい」としている。
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