
JR豊後森駅に停車したブルートレインと詰めかけた鉄道ファン。右奥に見えるのが豊後森機関庫
玖珠町のJR豊後森駅に二十七日、惜しまれながら三月に運行を終えた寝台特急「なは」と「あかつき」の特別編成列車(五両)がやってきた。ブルートレインのラストランを一目見ようと、約千五百人の鉄道ファンが詰めかけた。
「フォン、フォーン」。ブルートレインが笛を鳴らして到着を告げると、ファンは駅のホームや線路から次々にシャッターを押した。約百三十人の乗客は、JR九州OBの案内を受け、豊後森機関庫を見学。童話の里が誇る鉄道遺産の歴史に触れた。
日田市南友田町の教員梶原英満さん(29)は「列車と機関庫と一緒に見ることができ、感激。ブルートレインの旅は時間をぜいたくに使え、旅情があった。寂しいですね」と懐かしそうに話し、別れを惜しんでいた。
町による歓迎式典もあり、町のキャンペーンレディーが乗客の代表者に花束を贈呈。豊後森機関庫保存委員会の河野博文会長があいさつ。郷土料理の子育てだんご汁などを振る舞った。
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