
リハビリベッドの増床を佐藤市長(左)に求める協議会
リハビリベッド病棟がない日田玖珠地区で、日田市の県済生会日田病院(西田敬院長)が、リハビリベッド病棟(三十二床)を夏ごろに設置することが分かった。設置要望活動を続けている市民団体「日田地域リハビリベッド病棟実現協議会」(会長・小埜澄夫日田商工会議所会頭)に佐藤陽一市長が二十三日、明らかにした。
リハビリベッド病棟は脳血管疾患、脊髄(せきずい)損傷などで手術を受けた患者に対し、社会復帰に向けて集中的に回復期リハビリが受けられる病棟。医療法に基づく県地域保健計画では同地区の一般病床の基準数七百三十七に対して実際の病床数は千九十六。既に基準を上回っているため、新たに病棟を設置する枠がない。
同協議会によると、同地区で回復期リハビリが必要とされる患者は年間二百人超。遠方の由布市や福岡県内の病院に通院しなければならず、患者、家族の負担が大きいという。
このため同協議会がシンポジウムを開いたり、行政に要望書を提出するなど二年前から活動していた。
同病院の計画によると、全二百四床の一般病床のうち三十二床をリハビリベッドに転用。約五千万円かけて病棟を改修する。
小埜会長らは、あらためてリハビリベッドの増床を要望。佐藤市長は「必要性は認識している。県や医師会にもお願いして努力していく」と答えた。
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