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明石文昭堂 別府の風景インクに

[2008年04月26日 09:27]

別府の風景をイメージ

 別府市駅前町の老舗文具店「明石文昭堂」(明石泰信社長)が、別府の風景をイメージした万年筆用オリジナルインクを発売した。美しい海や空、街並みなどを感じさせる色。万年筆や別府をこよなく愛する人々に好評で、「オリジナルインクを販売するのは九州の小売店で初めて。万年筆を使ったことがない人が興味を持つきっかけになれば」と話している。
 昨年秋、創業八十周年記念としてインク調合士を招き、世界に一つだけの色を作って販売するイベントを開いた。反響が大きかったため、店オリジナルインクを発売することに。八色をそろえ、ラベルは明石社長のおい、高校教諭(美術)の杉尾泰崇さん(29)が手掛けた。八十年の歴史をイメージしたレトロ調デザインで、文字で湯煙や光り輝く夜景を表している。
 ラインアップは海、空、山、温泉地の街並みをイメージした「別府ビューシリーズ」として▽タワースカイ▽BEPPUベイブルー▽鶴見グリーン▽鉄輪セピア―の四色。たそがれ時から夜のとばりに包まれるまでの別府の空をイメージした「トワイライトシリーズ」は▽ルージュ▽ボルドー▽ブルー▽ブラック―の四色。いずれも黒を入れて落ち着いた色にしているため、手紙など普段用として使える。
 「古代エジプトではパピルスに文字を書き記すなど、文具は文化を伝えてきた。その中でも万年筆は王様」との思いで販売に力を入れている明石社長。「万年筆を使うと書いた人の温かみが伝わるので、礼状や年賀状などで手書きにこだわる人は多い。オリジナルインクを楽しんでほしい」
 各色とも五十ミリリットル入りで千五百七十五円。問い合わせは同店(TEL0977・22・1465)へ。

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