
歴史紙芝居10作品を仕上げた耶馬渓歴史観光案内人
中津市耶馬渓町の市民グループ「耶馬渓歴史観光案内人」(吉森晶子代表、十五人)が、二年前から手作りする“歴史紙芝居”十作品が完成。二十三日から市立小幡記念図書館アートスペースで展示する。三十日まで。二十七日午後二時からは上演会もある。
同グループは、耶馬渓地域の歴史や文化を学び、伝えようと、一九九六年に発足。学習会や観光ガイドボランティアなどに取り組んでいる。歴史を子どもたちにも分かりやすく伝えたいと、紙芝居作りをスタート。「市地域振興対策事業」の助成もあり、手始めに十作品を仕上げた。
地元ネタの「長岩城物語」「後藤又兵衛と伊福の里」「平田城址(じょうし)と黒田騒動」「耶馬の霊峰桧原(ひばる)山」のほか、旧市出身の偉人「福沢諭吉」を扱ったものなど、後世に伝えたい逸話や題材をピックアップ。構成や文章、監修はメンバーが分担。作画は絵の得意な地元の人や耶馬渓中学校美術部の生徒、立命館アジア太平洋大学の学生らに協力してもらい、A2サイズで十一―二十枚(上演時間十―二十分)の十作品を作製した。すでに約九百人に読み聞かせている。
作製に当たっては試行錯誤したという。「歴史家ではないため、細かい部分に不安も。見聞きして間違いがあればぜひ教えて」と勉強熱心なメンバーたち。吉森代表は「紙芝居を通して、地域の歴史や魅力を知ってもらえれば。これからも少しずつ作っていきたい」と張り切っている。
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