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アユ・ワカサギ“川の宝”復活へ放流

[2008年04月09日 10:15]

本匠の番匠川で稚アユを放流

 アユの宝庫とワカサギ復活を目指して―佐伯市の番匠川水系と北川ダム上流域で、稚アユとワカサギの卵の放流が相次いで行われた。

7月の解禁へ稚アユ

 ○…番匠川漁協(三浦渉組合長、三百五十人)は、市内弥生、本匠、直川の番匠川と支流に稚アユ七百五十キロ(約五万匹)を放流した。月末までに、さらに七百五十キロを放流する。
 組合員二十人が参加。同漁協淡水魚種苗センターから体長一三―一五センチの稚アユを水槽に移し、各河川の放流場所に運び、バケツやホースで少しずつ放流した。
 県内各地の河川と同じように、同川でもカワウによる稚アユの被害が激しいため、ことしは稚アユが集まる場所に釣り用の天(て)蚕(ぐ)糸(す)を張り巡らして被害を防止することにした。
 アユ解禁は七月一日の予定。

ワカサギの卵25万粒

 ○…宇目町漁協(軸丸国典組合長、二百人)は、市内宇目の中岳川や市園川など三カ所で、ワカサギの卵二十五万粒を放流した。
 いずれも北川ダムの上流になり、ふ化すれば北川ダム湖で成長する。
 卵は長野県の諏訪湖から取り寄せた。シュロの皮を張った木の枠(高さ二十センチ、幅四十センチ)三十枚を一つの成育箱にセットし、水の中に沈めた。全部で十箱あり、一つの箱には二万五千粒の卵が入っている。一週間から十日すればふ化し、五ミリほどの稚魚となる。
 かつては多くのワカサギがいた北川ダムも、ブラックバスの食害で激減している。

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