大分のニュース

ミカン山→四季彩る“楽園”

[2008年04月18日 09:54]

「ぜひ、多くの方に見に来てほしい」と話す堀寿満さん

 杵築市藤川地区に、季節ごとに色を変える場所がある。サクラのピンク、ヤマモモなど常緑樹の緑、モミジの赤、イチョウの黄…。同地区に住む堀寿満さん(71)が二十年をかけて所有地二ヘクタールに一人で植えてきた木々は十数種類、約千五百本にもなる。
 
 多様な種類の苗木を植えた土地は、一九五八年から約三十年間にわたって、ミカンを露地栽培していた「ミカン山」だった。平成に入り、「子ども、孫、ひ孫、さらにその次の世代にまで残せるものを…」と思い立ち、ミカンの木を切ってサクラやイチョウの植樹を始めた。
 苗木は順調に育ち、十年ほど前からサクラが花をつけるようになった。イチョウやモミジも五、六年前から枝ぶりが立派になってきた。
 最近、小学校時代の同級生や地元区長などが集まって記念植樹。樹木の数がさらに増えた。いつしか、親せきや近所の人が、花見やピクニックに訪れるようになった。
 近年、生い茂った樹木の間にフキ、ツワブキも植えている。堀さんは「年を重ね、植樹や樹木を管理する作業はつらくなってきたが、フキやツワブキの収穫作業程度ならちょうどいい運動。山菜は体にもいいので一石二鳥」と笑顔を見せた。
 「真冬以外は、山に彩りが絶えることがなく、必ず見ごろの植物があります。ぜひ、多くの方に見に来てほしい」と堀さんは話している。問い合わせは堀さん(TEL0978・63・0185)まで。

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